BMW「初代Z4」今でも忘れられない痛快な魅力

同じ車を色違いで乗り換えた男の回顧録

著者を虜にした初代Z4の魅力とは?(イラスト:LEON編集部)
18年の月日が経った今でも、あの日の快感はハッキリ思い出せる。試乗会が終わっても興奮は冷めない。それほどまでに著者を虜にした初代Z4の魅力とは?

大好きだった2台のBMW Z4

初代Z4に惚れ込んだ話しは以前書いた。

が、ここでもう1度、振り返らせていただく。

時は2002年初冬。ポルトガル南端の町ファーロで行われた国際試乗会で、僕はZ4の虜になった。

本記事はLEON.JPの提供記事です

北大西洋に面した断崖に添うワインディングロードとZ4のコンビネーションは、僕を「陶酔の世界」に引き込んだ。

狭めの2車線道路は、自然が描き出した断崖の原型をほとんどそのままトレースしたかのように、曲がり、うねり、アップダウンし、延々と続いた。

ライトウェイト・スポーツカーには、これ以上ない試乗コースだった。

町もなく、ドライブインもなく、ガソリンスタンドもなかった……と思う。

見えるのは「さあ、やれよ!」と誘っているかのようなタフな道と、広大な大西洋だけ。

ドライビングに集中する条件も揃っていた。

クリス・バングルが生み出したZ4のルックスもひと目見て好きになった。ドライバーが後輪直前に座る古典的ロードスターのシルエットを、モダンな鋭いディテールで包み込んだZ4は最高にカッコいいと思った。

ドライビングポジションも、やや小径なステアリングホイールも、必要以上にシフト操作を繰り返したくなるギアボックスのフィールも、すべてが「やれよ!」「いけよ!」と背中を押してきた。

18年の月日が経った今でも、あの日の快感はハッキリ思い出せる。

試乗会が終わっても興奮冷めやらず、BMWジャパンのスタッフに、すぐ予約を入れた。

次ページ自分好みにカスタマイズ
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • インフレが日本を救う
  • トクを積む習慣
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
おうちで稼ぐ、投資する!<br>在宅仕事図鑑

コロナ禍の下、世代を問わず広がったのが「在宅で稼ぐ」ニーズ。ちまたにはどんな在宅仕事があり、どれくらい稼げるのか。パソコンを使った「デジタル小商い」と「投資」に分け、誰にでもできるノウハウに落とし込んで紹介します。

東洋経済education×ICT