回転ずしという“日常食”と、異色の経歴を持つ経営者のツートップ体制の組み合わせはメディア受けがよかった。
テレビ露出の効果は絶大で、2011年9月期には1店当たりの年間売上高が3億円を超え、同業の1.3~2倍近い水準に達した。同年にはカッパ・クリエイトホールディングスが展開する「かっぱ寿司」を抜き去り、回転ずし業界の首位に立った。
ただ、業界首位に立っても周囲の評価は冷ややかだった。「実務を取り仕切っているのはコンサル出身の加藤だ」との評価が、外食業界関係者の間で根強くささやかれた。その加藤も、スシローに転籍したとはいえ、ファンドの出身者。いつまでスシローにとどまっているのか、懸念する声も強かった。
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