パナソニックがテレビを白モノ事業に統合へ

4月人事で津賀改革は仕上げの段階に

   2013年10月のCEATECでの津賀社長 (撮影:尾形文繁)
 

パナソニックは2月26日、4月1日からの新しい人事を発表した。2013年1月の就任以来、津賀一宏社長は「企業向け事業(B2B事業)への注力」を宣言し、13年4月には全事業を白モノ家電(アプライアンス社)、AV製品(AVCネットワークス社)、住宅設備(エコソリューションズ社)、自動車・電子部品(オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社)の4カンパニーに整理する構造改革を行ったが、今回、このカンパニー間で「事業のやりとり」が行われる。テレビが白モノ家電のカンパニーに移るのだ。

AVC社はB2Bに特化

発表された人事によると、AVCネットワークス社テレビ事業部長だった楠見雄規氏が役員に昇格し、アプライアンス社上席副社長ホームエンターテインメント・ビューティー・リビング事業担当(兼)ホームエンターテインメント事業部長となる。

この人事は、AVCネットワークス社からテレビ、ビデオ、オーディオ、ビデオカメラ、デジタルカメラといったコンシューマ事業(B2C事業)を切り離し、白モノ家電やビューティ製品と同じ部門に統合することを意味している。B2C事業をアプライアンス社に集中させ、AVCネットワークス社はB2B事業に特化した組織に再編されることになる。

次ページ狙いは"攻勢"
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 日本の分岐点 未来への対話
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
脱・ストレス 不安加速社会<br>への4つの処方箋

コロナ禍で、人と会ったり飲み会をしたりといった従来のストレス解消法がしづらくなっています。そんな今だからこそ、「脳」「睡眠」「運動」「食事」の専門家が教えるコンディショニング術でストレスフリーな状態を目指しましょう。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT