堀江貴文「不満を垂れ流す人に言いたいこと」 ストレスは我慢するのではなく捨てるものだ

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そんな人が「相談」などと称して僕のところにやってきて、「堀江さん、この『残飯』ってすごくマズいんですよ。ひどくないですか?」などと言ってくる。

力を抜いて水面に浮かんでいる僕には、そういう景色が見えているのだ。

「ふざけるな!! さっさと捨てろ!」

そんなふうに僕が怒鳴りたくなる気持ちを、少しはわかってもらえるだろうか。

牢獄に入っているのでもない限り、誰もあなたに「マズい残飯を食べろ!」なんて強制したりはしない。あなたが勝手にマズいものばかりを食べて、ストレスを抱え込んでいるだけなのだ。

ストレスを生む時間は、極力減らすことが大切

だから、ストレスを生む時間は、極力減らすべきだ。そのときは「絶対時間」ではなく「体感時間」の長さを基準にするといい

『時間革命 1秒もムダに生きるな』(朝日新聞出版)
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つまらないオッサンと会食をしても、時間はなかなか進まないが、かわいい女の子とするデートは一瞬で過ぎ去ってしまう。

長く感じる時間は、あなたにとってストレスの原因になると思ったほうがいいだろう。体感時間の長いものを人生から排除し、あっという間に過ぎてしまうことばかりで、あなたのスケジュールを埋めよう

もう1つは、ストレスを与えてくる人間を徹底的に避けることだ。不快な人間がいたら、その人とは関係を絶ったほうがいい。その場で怒鳴りつけてもいいが、わざわざ軌道修正してやる義理はないから、あとはスッパリ“切る”のがいちばんだ。

嫌いな人間について、ダラダラと愚痴を言うのはやめよう。それが「腐った残飯」だと気づいているのに、いつまでそんなものを大事に持っているつもりなんだ?

いますぐ投げ捨てればいいだけのことだ。

堀江 貴文 実業家

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ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年福岡県八女市生まれ。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。『ゼロ』(ダイヤモンド社)40万部超、『本音で生きる』(SBクリエイティブ)30万部超などのベストセラーがある。近著に『10年後の仕事図鑑』(落合陽一氏との共著、SBクリエイティブ)など。

Twitterアカウント:@takapon_jp
その他詳細はHORIEMON.COM

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