ジム・ロジャーズ「日本人よ、故郷を捨てよ」 パスポートは「世界最強」なのに宝の持ち腐れ

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大投資家であるジム・ロジャーズも故郷のアメリカを「捨てて」今はシンガポールへ。大好きな日本に向け「日本人よ、故郷を出るべきだ」と言う(写真:筆者撮影)

ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。ジム・ロジャーズ氏へのインタビューの中から、皆さんにとって役に立つメッセージをご紹介していきます。今回は、家族とお金を守るための成功法則をお伝えします。

人生で成功するために「やってはいけない」ことは複数あるということで、今回もその中から重要なメッセージを1つご紹介しましょう。

大学生になったら、もはや故郷から離れるべき

「私は娘たちに『家からできるだけ離れた大学に行きなさい』と言い続けている。それが自分自身のことを知り、世界のことを知り、やがては故郷の本当の姿を教えてくれることになるからだ。結婚する前の若いころは、少なくとも2年は自国を離れて、自分自身や世界について学ぶべきと私は考える。故郷にとどまろうなどとは決して思うべきではない」

故郷にとどまり続けると、思わぬ落とし穴があるようです。シンガポールのインターナショナル校で学んで、アメリカの有名大学に進学した日本人も、こんなエピソードを漏らしていました。

その有名大学には、地元から出たことがないアメリカ人が多く、シンガポールなどアジアにエクスパッド(駐在員)で暮らしているアメリカ人とは大きな差があったと。そのためカルチャーショックを受けたそうです。

筆者も学生時代、アメリカにホームステイをしたことがありますが、同様の経験をしました。シンガポールで暮らしている今も、やはりアジアに出ているアメリカ人と、自国の地元しか知らないアメリカ人とでは、何か大きな違いを感じます。アジアに出てきている人は、アジア人への理解、自国について説明する能力、他国の本質を見抜く考察力などがあるのです。

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