選考していて感じた「今の就活生」4つの共通点

終身雇用崩壊、人生100年時代が前提の就職観

2. インターンシップが就職活動に与える影響はかなり強い

早期に活動している学生は、複数社のインターンシップに参加していました。そして、その学生の話を聞くと、インターンシップの経験が就職活動に大きく影響していることがわかりました。参加したインターンシップを学生がいいと思った場合、参加した企業のことだけでなくその業界に対しても、志望が高まっているケースが多く見られました。

逆に参加したインターンシップがイマイチだと、その企業だけでなく業界そのものへの印象も悪くなっていることもあり、たった1社のインターンシップに参加しただけで、その業界自体を選択肢から外すような動きも見られました。

時間が限られている中、短時間で選択をしなければいけない学生の立場で考えれば、よほどその業界へのこだわりがない限り、1社の善し悪しで判断するのも仕方がないと思います。むしろ企業側が、開催するインターンシップが「業界を代表」していることを自覚するべきかもしれません。

とはいえ、これから活動を始める学生に伝えておきたいのは、同じ業界でも企業によって大きな違いがあるということです。また、まったく志望を考えていなかった業界に、自分の適性ややりたいと思えることがあることもあります。

ほんのちょっとのインターンシップの体験で軸を決めきるよりは、複数のインターンシップを経験し、業界や企業の違いを体感しながら就職への軸を創っていったほうが、マッチングの精度は高まるでしょう。

一方的に発信される情報を学生は信じていない

3. 人からの口コミの影響がどんどん大きくなっている

SNSや口コミサイト、そして人から直接得られる情報の影響が、年々大きくなっていると感じています。企業の実態は、入社してみなければわからないことが多いのですが、学生と話していると、SNSや口コミサイトで得られた情報を気にすることはもちろん、その情報を元に選考を受けるかどうかを決めていることもありました。

SNSのおかげで、人と人がつながりやすい状況になっているため、リアルな業界・企業情報を知り合いから手に入れ、その情報を基に就活をしている学生も見られました。

企業が一方的に発信する情報については信じていない学生も多く、選考の中で、その企業が発信している情報の内容が本当かどうかを確かめにきている姿勢を強く感じました。企業が学生をだましにくい状況になってきていることは、学生の立場に立って考えると、とてもいい傾向だと思っています。

学生の皆さんもできる限り、企業の実態を調べる努力をしてほしいと思います。口コミサイトは、その企業を退職している人が書いているという事実が往々にしてあるため、どちらかというとネガティブな意見が多くなりがちであることがあります。

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