親会社から来た勘違い上司に部下が大迷惑
ほかの部署や専門が違う畑からやってきた上司が、ムチャぶりやトンチンカンなことをしでかしてくれる。そんな状況に、「何もわかってないくせに口を出すな!」と、ひそかに不満を持ったことがあるビジネスパーソンは少なくないのでは?
第2回は、まさにそうした上司と部下の姿を、面白おかしく、風刺を交えて描いたアメリカの大ヒット・コメディ『30 ROCK/サーティー・ロック』を紹介する。
世界の観光地であるニューヨーク・マンハッタンのど真ん中に位置する5番街のロックフェラー・プラザ30番(30 Rockefeller Plaza、通称「30 ROCK」)。ここにスタジオを持つテレビ局NBCが舞台。深夜の人気バラエティ番組「ザ・ガーリー・ショー」(TGS)は、アラフォー女性の放送作家リズ・レモン(ティナ・フェイ)がヘッドライター(主任放送作家)としてスタッフをまとめ、日々奮闘している。
そこへ、親会社である複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の家庭用電化製品部門で実績のあるジャック・ドナギー(アレック・ボールドウィン)が、新たなボスとしてやってくる。
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