「平成最後の日経平均」は反落、2万2258円で終了

半導体関連売られ一時200円超安も、下げ渋る

 4月26日、東京株式市場で日経平均は反落した。米半導体大手インテルが通年の売上高見通しを引き下げたことなどが嫌気され、朝方から半導体関連銘柄に売りが先行。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。米半導体大手インテルが通年の売上高見通しを引き下げたことなどが嫌気され、朝方から半導体関連銘柄に売りが先行。強含みの円相場が重しとなったほか、10連休入りを前に様子見姿勢も広がり、一時200円超に下げ幅を拡大する場面があった。後場は日銀によるETF(上場投信)買いの思惑や現物、先物への買い戻しで下げ渋った。

米インテルは時間外取引で一時7.5%下落。半導体関連が総じて軟調に推移した。前日、2020年3月期の減益見通し発表したアンリツ<6754.T>、アドバンテスト<6857.T>の急落も投資心理を冷ましたが、市場全体への影響は限られた。

TOPIXは0.15%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆5756億円だった。東証33業種では、値下がり率上位に非鉄金属、金属製品、石油・石炭などが入った。一方、精密機器、海運、鉱業などは堅調だった。「アンリツ、アドバンテストの決算に市場はきつい反応を示したが、総じてみれば企業側の控えめな予想に対して冷静に反応している。米企業決算は全体として想定以上の進捗であり、連休明けの株高に期待を持たせる状況だ」(岩井コスモ証券投資情報センター長の林卓郎氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、アンリツ<6754.T>が大幅安。同社は25日、2020年3月期の連結純利益が前年同期比16.3%減になるとの見通しを発表した。次世代通信規格「5G」の競争力強化のための戦略的研究開発投資などが利益を圧迫する。5G関連の代表的な銘柄として注目されていた反動もあり、失望売りが出た。半面、森永乳業<2264.T>は続伸。25日に発表した2019年3月期業績予想と配当予想の上方修正を好感した。

東証1部の騰落数は、値上がり731銘柄に対し、値下がりが1325銘柄、変わらずが84銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22258.73 -48.85

寄り付き    22167.48

安値/高値   22073.1─22270.29

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1617.93 -2.35

寄り付き     1610.79

安値/高値    1602.32─1619.25

 

東証出来高(万株) 131805

東証売買代金(億円) 25756.25

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