「マルチタスク」での仕事が極めて非効率な理由 アスリート並みに集中するための4つの方法
あまりに簡単なゲームは刺激が少なすぎてハマる人はいません。逆に極端に難しすぎても、やる気が失せてしまいますよね。これは仕事でも同じです。仕事の適難易度がゾーンに入れるかどうかを左右するのです。
こう言うと「仕事は上司から与えられるものだから難易度は変えられない」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、はたしてそうでしょうか。
仕事のレベルを自分で上げる
例えば、データ入力の仕事を与えられたとします。「こんなの簡単でつまらない」というレベルの仕事です。そのままのテンションで作業をはじめてもゾーンに入れないことは目に見えています。
そんなときは、仕事のレベルを上げましょう。
例えば「普段なら30分かかるけど、今回は15分で終わらせる」といったように、あえて難易度を上げるのです。コツは達成できるかどうかギリギリのラインに設定することです。
逆に極端に難しい仕事を与えられたら、少しレベルを下げてみましょう。例えば、上司から分厚い専門書を渡されて「明日までに勉強しろ」と言われたとします。パラパラとめくってみても知らない用語だらけで、すべてを理解することはまず不可能です。
そんなときは、とりあえず目次と各見出しだけは見て、細かいところは読まずに大枠だけ捉えたり、自分にとって少しでもなじみがある、興味の持てるところから読みはじめたりしましょう。それだけで難易度は現実的なレベルに落ち着きます。
このように、与えられた仕事であっても難易度の調整はできます。あとは自分がゾーンに入りやすい「適度な難易度」とはどれくらいのものなのかを知っておくだけです。
まとめると、以下のようになります。
1、自分のルーチンを確立する
2、集中しやすい環境に身を置く
3、いまやるべき仕事を具体的にする
4、簡単すぎる仕事は難易度を上げる、難しすぎる仕事は難易度を下げる
以上のことを実践すれば、あなたも仕事中にアスリート並みの集中力を手に入れることができるでしょう。
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