10~12月期の営業利益は9400万ユーロと四半期ベースで同社として初めての黒字を達成(前年同期は8700万ユーロの赤字)。ただし、これは会社にとっても想定外だったようだ。黒字化の要因は、株価の下落によってストックオプションやRSU(制限付き株式)関連費用が大幅に減ったことが大きい。なお、純利益は4億4200万ユーロの黒字だった。
スポティファイは音楽レーベルやアーティストなど著作権者へのロイヤルティーの支払いに加え、研究開発費やマーケティング費も積み増している。「業界の再成長を促す」という使命を自ら背負っているため、アーティストに対するロイヤルティーを減らすわけにはいかない。一方で、2018年はレコメンド機能などを強化するべく、人工知能や機械学習の開発など、研究開発費を4億9300万ユーロも費やした。会社は先行投資を進めており、まだ安定的に利益を出す段階ではないのだ。
この記事は有料会員限定です
残り 929文字
