ボルボ「XC40」に並み居る日本車が負けた理由 日本カー・オブ・ザ・イヤー18-19選出の裏側
12月7日、今年の「年クルマ」を選出する「日本カー・オブ・ザ・イヤー(略称:COTY<Car Of the Year Japan>)2018-2019」の最終選考会が東京お台場にある「東京国際交流館」で行われ、ボルボ「XC40」が2年連続でイヤーカーに選ばれた。
昨年の勝者を振り返るとボルボ「XC60」だった。COTYは1980年から開催されているが、同一メーカーが連続で受賞したケースは、トヨタ自動車/ホンダ/マツダのみで輸入車としては初となる。
ノミネート車両は2015年11月1日から2016年10月30日までに国内で発表/発売されたモデル。自動車メディアを中心に構成されるCOTY実行委員会が選任した60名の先行委員によって、1次選考で選出された10台のモデル(10ベスト)を対象に採点を実施する。
「ジムニー」と「フォレスター」が辞退
今年はスズキ「ジムニー」が10ベストカーへのノミネートを辞退、SUBARU(スバル)「フォレスター」は10ベストカーに選出後に辞退した。いずれも完成検査不正が理由だが、ノミネート車両とは関係ないことだ。COTYは企業ではなくクルマを評価するイベントであることを考えると、非常に残念で仕方ない。
最終選考会に残った10ベストカー(今年は9台)は狭き門を突破してきた精鋭たちであり、個人的には全ての車両に10点満点を入れてあげたいが、採点にはルールがある。
その最終結果が下記である。
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