上場アストンマーティン、先行きに漂う暗雲

7回の倒産を乗り越えて成長できるのか

1966年発売の「Aston Martin DB6 coupe」(写真:REUTERS/Arnd Wiegmann)

[ロンドン ロイター] -10月3日、ロンドン証券取引所に上場した高級自動車メーカーであるアストンマーティン(正式名:アストンマーティン・ラゴンダ・グローバル・ホールディングス)の株価は、野心的な新モデル展開計画の先行きの不透明さからくる投資家やアナリストの懸念を受けて一時6.5%下落した。

7回の倒産を乗り越え、昨年には2010年以来、黒字転換した同社は、公開価格を19ポンドに設定、算出される株式時価総額は約43億ポンド(約56.3億ドル)となった。

ところが株価は一時 17.75 ポンドまで下落、現地時刻の午前9時35分には、5%の値下がりをみせた。

積極的な成長戦略

アストンマーティンは、2016年から2022年までの間、毎年新しいモデルを発表する予定。

「同社は非常に積極的な成長戦略を明らかにしているが、その戦略の実行は完璧である必要がある。自動車メーカーにとって、新しいモデルを市場に出すことほど、お金がかかることはない。同社が想定しているよりも新モデルのサイクルが短い懸念がある」とキャッシュフロー・リターンズ・スペシャリスト・クエストのマネージングディレクター、ジェームス・コングドンは述べる。「短いサイクルで新モデルが出てくることは顧客にとっては良い事だが、銀行に見返りはない」。

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