次期カローラセダンは5ナンバーを保つのか ワゴンも含め3ナンバー化が話題になる理由
トヨタ自動車から6月下旬に登場した「カローラスポーツ」。12代目カローラシリーズの先駈けとして投入された5ドアハッチバック車だ。一方、4ドアセダンの「カローラアクシオ」、ステーションワゴンの「カローラフィールダー」は、現在も先代11代目カローラベースのモデルが継続して販売されている。
新型カローラスポーツは全幅1790mmと、日本国内で販売されるカローラシリーズの本流モデルとしては、初めて全幅が1700mm未満の5ナンバーサイズを超えて3ナンバーサイズへと拡大がなされた(派生モデルの「カローラルミオン」は3ナンバーサイズ)。
東洋経済オンラインが昨年10月22日に配信した「次期カローラに観測、『3ナンバー化』の波紋」のほか、有力自動車雑誌などのスクープ記事において、「2018年夏にカローラがフルモデルチェンジする」という事前報道の中で、先に伝えられていたのは「次期カローラは3ナンバー化する」という情報だった。
3ナンバー化してしまうのか
これを受けて、筆者はこれまで5ナンバー車を主体としてきたカローラアクシオとカローラフィールダーも一緒にフルモデルチェンジしたうえで、3ナンバー化してしまうのかと思った。現行カローラアクシオは全長4400×全幅1695mm、カローラフィールダーは全長4410×前幅1695mmとなっている。
カローラスポーツのサーキット走行を行う事前試乗会の際に、その点をチーフエンジニアに尋ねたところ、「今回はハッチバックのカローラスポーツのみの発売であり、セダンとステーションワゴンは、なお鋭意開発中で、カローラスポーツより遅れての発売になる」との答えだった。
どのようなかたちで4ドアセダンのアクシアとステーションワゴンのフィールダーが登場するのか、それはいつなのか、まだ手元に情報はない。だが、チーフエンジニアは、「既存の5ナンバー車にお乗りのお客様のことは十分に配慮しながら開発を進めています」と語った。
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