「いい男は皆結婚済み」と思う独身女性の限界

人生もお金もネガティブになってませんか?

「いい男って、みんな結婚しちゃってるし」と嘆く独身女性は「お金の貯め方」もまだまだ工夫できるはずだ(写真:Kazpon / PIXTA)

ファイナンシャルプランナーとしてお客様の「ライフプランコンサル」をお受けしていると、資産運用話はもちろんですが、その方の「人生観」に触れることも少なくありません。「お金と向き合うこと」はすなわち、「人生と向き合うこと」だと、お客様から教わることが何度もあります。

「自分自身のライフプランが描ける人」は総じてお金との付き合い方も上手です。人生の転機で自分をしっかり持ち、計画を立て実行できる方は、資産形成もうまくいきやすいのです。

ライフプランとは文字通り「人生の設計書」です。「自分がこうありたいと思う姿」を描きながら、経済的裏付けをつけて自己実現を果たしていくための考え方です。もちろんそのとおりいくわけはないのですが、ライフプランを柔軟に変化させることができる人はやはり考え方に筋が通っています。またライフプランは、独身でもパートナーとともに生きることになっても、「自分軸」で考えることがとても大切です。

結婚もお金も「自分軸」があるかで大きく変わる

結婚を考えるときには、まさにこの「自分軸」があるかどうかが問われます。「より良い伴侶を得たい」のは誰でも共通の想いでしょう。また伴侶で結婚生活が結構変わるのもまた真なりです。しかし「自分軸」があるのかないかで、お金との向き合い方が変わっていきます。

2人の例を比べてみましょう。30代前半のA子さんは、「お金が貯められないことが悩み」と相談にやってきました。A子さんはこう言います。「将来を考えてお金を貯めるのは大事ですが、結婚する相手によって人生って変わるじゃないですか。そうなると私が今無理に貯蓄を始めてもちょっとムダですよね」。実際、A子さんは無料のマネーセミナーによく参加するなど「資産形成」への意欲はあるのです。しかし結婚相手によっては「自分で」お金を貯める必要もないだろうと思っているのです。なので、現在興味があることは「資産形成」というよりはお小遣い稼ぎになり、「手軽に儲かるもの」になってしまうのです。

さらにA子さんはこう続けます。「素敵だなって思う人って、みーんな既婚なんですよね。いい人残っていないんです」

次ページ巷にあふれる「いい人=みな既婚者」説は本当に正しい!?
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