「お腹の肉」が本当に危ないこれだけの理由 問題は皮下脂肪ではなく、内臓脂肪

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医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンで発表された、欧州で35万人を超える男女を対象に行われた研究でも、たとえ体重が正常値であってもウエストのサイズが大きいと早死にするリスクが2倍近くになるとの結果が出ている。

では、内臓脂肪をなくすには――いや、そもそも腹部の脂肪がたまらないようにするにはどうするのがいちばんいいのだろうか?

果糖とアルコールの量を見直そう

インターネットでときおり見かけるのが、腹部の脂肪を減らす「魔法」の広告だ。無駄ガネを使わないために言っておくと、腹部の脂肪を溶かすことが科学的に証明された薬などというものは存在しない。必要なのは努力だ。つまり、食生活から特定の物質の摂取をなくすか大きく制限し、全体的なカロリーの摂取量を抑え、カロリー燃焼のために運動を続けるということだ。

食生活で最も問題となるのはあらゆる糖分、中でも果糖だろう。果糖はブドウ糖と結合してショ糖 となり、「果糖ブドウ糖液糖」の55%を占める。糖分摂取を減らすいい方法の一つが、炭酸飲料やジュースなどの甘い飲み物を飲まないようにすることだ。酒の量も減らそう。アルコールはカロリーが高いのに他の栄養は取れないし、カロリー燃焼を妨げる可能性もある。また、白いパンや白米といった精製した穀物も避けたほうがいい。

また、適量のたんぱく質と食物繊維をきちんと摂取するよう心がけよう。食物繊維は野菜や豆類、無精白の穀物などに多く含まれる。

十分な睡眠を取ることも大切だ。少なくとも7時間は寝るようにしよう。6万8000人の女性を16年間にわたって追跡した調査によれば、体重が14.5キロ増える確率は睡眠時間が5時間以下だった人のほうが、そうでない人よりも30%ほど高かったという。

(執筆:Jane E. Brodyコラムニスト、翻訳:村井裕美)

(c) 2018 New York Times News Service

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