交際女性が震えた49歳会計士の「お財布事情」

その経済観念が結婚を妨げている

結婚後の生活にいくらかかるかわかっていない人が意外と多い(写真:zimmytws/iStock)
今や40代男性の3人に1人は未婚と言われる時代。「結婚こそ幸せ」という時代は過去ものとはいえ、結婚相談所のドアをたたく人も少なくありません。いざ婚活をスタートし、「すぐに結婚できる人」と「できない人」にはどんな差があるのでしょうか。『男の婚活は会話が8割 「また会いたい」にはワケがある!』の著者、植草美幸さんが実際に見た「結婚するのが難しそう」な男女とは?

私は青山で結婚相談業を経営している現役の婚活アドバイザーで、毎日のように未婚男性からの相談を受けています。もちろん、未婚男性といっても、タイプはそれぞれですが、時に結婚後の家計についてまったく想像力不足な男性に出くわすことが少なくありません。

せっかく結婚が決まりかけたのに…

結婚相談所を利用したことがない人からすると、相談所とはいったいどういうものなのか、未知の世界でしょう。私が経営する相談所の場合、利用者は男女ともに20歳から60代までと幅広く、海外に駐在している方も相談にいらっしゃいます。また、お見合い相手は、同じ協会に属している全国の相談所の会員約6万人から探せるようになっており、登録している人の職業も一般の会社員から公務員、医師や弁護士までさまざまです。

安定した仕事に就いている人が多いと聞くと、経済観念もしっかりした人が多いと感じるかもしれませんが、意外と多いのが結婚後の生活にいくらかかるかわかっていない人です。49歳の会計事務所オーナー、Nさんもそんな1人でした。

彼は都内に戸建てを持ち、自宅から30分程度のところにある会計事務所に通勤しています。大学入学とともに上京し一人暮らしを始め、それから早30年。50歳近くになった今、「子どもが欲しいから30代後半までの女性を紹介してほしい」と相談にみえ、婚活をスタートさせました。

婚活スタート後、積極的にお見合いを続けたNさん。しかし、50歳初婚となると結婚に夢を見がちで、紹介する女性に対して、顔がブスだのもっと若いほうがよいだのとリクエストが多いのです。その後、やっと37歳の女性とご縁があり、結婚が決まりかけたある日、女性のほうから「交際を終了したい」という連絡が入りました。

次ページ「交際終了」を告げられた理由とは?
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