講談社「ボンボンTV」、華麗な復活劇の舞台裏

漫画編集者はユーチューバーを志した

「ボンボンTV」のチャンネル登録数が100万人を超えた(写真:ボンボンTV)

デジタル化が、ブランドの復活劇に、大いなる後押しを加えた。

講談社がマルチチャンネルネットワーク企業UUUM(ウーム)と共同運営している「ボンボンTV」。2018年1月に、開局2年6カ月にしてチャンネル登録数が100万人を超えた(2018年5月現在、登録数は127万人)。この巨大YouTubeチャンネルは、すでに総動画再生数も16億回を突破している。

この記事はデジタルマーケティング戦略に特化したメディア「DIGIDAY[日本版]」(運営:メディアジーン)の提供記事です

ボンボンTVのターゲットは、中高生、および小学生を含むファミリー。よっち、りっちゃん、えっちゃん、なっちゃん、いっちー、なる という6人のメンバーが、実験や工作をはじめとした「やってみた動画」などを毎日5本以上配信している。YouTubeクリエイターを独自にランキングしているサイト「Wiztracker」によると、ボンボンTVは国内15位にランクイン。同ランキングの上位を見れば、はじめしゃちょーやフィッシャーズ、HIKAKINなど、いまや誰でも知っているカリスマユーチューバーばかりが名を連ねている。

講談社の「ボンボン」といえば

ある一定以上の年齢の男性なら、講談社の「ボンボン」といえば、「コミックボンボン」のことを思い浮かべるだろう。80年代に『プラモ狂四郎』でガンプラブームを巻き起こし、以後も『SDガンダム外伝』『王ドロボウJING』『メダロット』『サイボーグクロちゃん』などの話題作を多く輩出していた人気月刊コミック誌だ。ところが、同誌は2007年、業績の悪化を理由に撤退。その8年後の2015年、名前を少し改め、ボンボンTVというYouTubeチャンネルとして復活を遂げた。現在では、このボンボンTVをモチーフにしたマンガ書籍、イベント、工作キットなども次々とヒット。いまやYouTubeを見ている小中学生のあいだで、「ボンボンTV」の名を知らぬものはいない。

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