マツダ「CX-8」買うならどのグレードが良いか 駆動方式や乗車人数も選べる3列シートSUV

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そもそも標準で装備が充実しているCX-8だけにメーカーオプションの選択肢はそれほど多くない。その中でも選択しておきたいのは、3万2400円で選択できるCD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナーだろう。これを選択しないとAM/FMラジオとUSBかBluetoothで外部プレーヤーをつなぐしか音楽を楽しむ方法がないのである。また、ディーラーオプションではあるが、ナビゲーション用のSDカード(4万8600円)も選択しておきたい。マツダ純正ナビであるマツダコネクトは賛否あるが、5万弱で装着できるナビと思えば十分満足できる内容だと私個人は考えている。

CX-8は全長4900×全幅1840×全高1730mmと車体が大きいため、不慣れなユーザーには前後左右の4つのカメラで死角を映し出す360°ビューモニター+フロントパーキングセンサーのセットオプション(4万3200円)をオススメしたい。BOSEサウンドシステム+10スピーカー(8万1000円)やルーフレール+パワーリフトゲート+リアドアウインドーサンシェード(11万8800円 L Packageは標準装備)などは高額なオプションのため、必要かどうかを見極めて選択したいところだ。

私が買うならこのグレード!

私が個人的にCX-8を購入するなら、ということでシミュレーションしてみたい。XD PROACTIVEの2WD、6人乗りにCD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー、ナビゲーション用SDカード、フロアマットにETC程度のオプションを選択したい。

ボディカラーはソウルレッドプレミアムメタリック(+7万5600円)やマシーングレープレミアムメタリック(+5万4000円)は余分な費用がかかってしまうため、落ち着いた色合いのチタニウムフラッシュマイカを選ぶことにしたい。CX-8に限らず最近のマツダのボディカラーはソウルレッドを除くとダーク系が多いので、もう少しバリエーションを増やして選ぶ楽しみを増やしていただきたいところである。

ボディカラーはダーク系が多い(写真:マツダ提供)

なお、CX-8は全グレードで現状ではエコカー減税対象車となり、自動車重量税や自動車取得税が免税となる。そのため、上記の組み合わせでも支払い総額は380万円程度になる。これが高いか安いかは主観的には言えないが、このクラスのSUVとしては買い得に感じるユーザーが少なくないのだろう。

小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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