京都市の観光担当者によると、同年も外国人客や国内外からの宿泊者数は伸びているため、日帰りで訪れる日本人客が減少したとみられ、「京都はいつも混雑しているというイメージを持たれていることから、特に関西圏からの観光客が減った」(同市産業観光局)という。混雑を理由に敬遠する動きが出てきているのだ。
観光客の増加による混雑が特に深刻化しているのが路線バスだ。2016年の「京都総合観光調査」(京都市)によると、日本人観光客の「残念度」で最も高かったのは「人が多い・混雑」で15%、次いで「電車、バスなどの公共交通機関」で12.3%。後者の回答例には「バスの乗降がスムーズでないため、時間がかかった」との意見もあり、交通機関の混雑や遅れを「残念」と感じている人が少なくないことがうかがえる。観光客だけでなく、日常の足として利用する市民への影響も大きい。
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