米ナスダック、終値でついに7000台乗せ

2018年の取引開始、ハイテク株など買われる

1月2日、米国株式市場は上昇。今年初の取引のなかS&P500とナスダック指数が最高値を更新し、ナスダックは初の7000台乗せで引けた。写真は2013年10月、ニューヨーク証券取引所前で撮影(2018年 ロイター/Carlo Allegri)

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 2日の米国株式市場は上昇。今年初の取引のなかS&P500とナスダック指数が最高値を更新し、ナスダックは初の7000台乗せで引けた。ハイテクや一般消費財、ヘルスケア、エネルギー、資材などの銘柄が買われた。

アップル、交流サイト大手フェイスブック、グーグルの持ち株会社アルファベットの上げがハイテク株を押し上げ、同指数は1.4%高。昨年は37%上げた。

株式相場は昨年、2013年以来4年ぶりの大幅な値上がりを記録したが、投資家の多くは、昨年末に成立した税制改革法などが後押しとなり、相場は上げが継続する可能性があると予想する。

ウエドブッシュ証券(サンフランシスコ)のシニアバイスプレジデント、スティーブン・マソカ氏は「昨年のような相場展開は見込んでいないが、金融政策が現状にとどまるかぎり、底堅い展開が予想される。税制改革に伴い財政政策による刺激効果が期待できそうだ」と述べた。

キングズビュウ・アセットマネジメント(シカゴ)のポートフォリオ・マネジャー、ポール・ノルト氏は「第1・四半期や年前半はまずまずの相場展開になる可能性がある」としながらも「バリュエーションは依然伸張しており、金利は引き続き上昇傾向にあるため、こうした要因が将来的に相場の向かい風となるかもしれない」と話した。

一般消費財株指数は1.5%高。オンライン小売のアマゾン・ドットコムは1.7%値上がりした。

百貨店JCペニーやノードストローム、コールズもしっかり。シティによる小売19社の目標株価引き上げが好感された。

原油価格が軟調だったにもかかわらずエネルギー株指数は1.8%値上がりした。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.64対1の比率で上回った。ナスダックでは2.01対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は約66億株。直近20営業日の平均は63億株だった。

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