2017年、もっとも読まれた鉄道記事トップ20 話題の人気記事、見逃していませんか?

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続いて、10~1位を見ていこう。

10位 永遠に未完?「横浜駅」工事はいつ終わるのか(10月30日)

横浜駅はつねにどこかで工事が行われている。ある場所で工事が終わったと思えば、別の場所で工事が始まる。口さがない鉄道ファンは延々と工事が続く横浜駅をスペイン・バルセロナにある未完の教会になぞらえ、「日本のサグラダ・ファミリア」と呼ぶ。

9位 「乗り換えで歩く距離」が長い駅ランキング(5月17日)

大都市圏の乗り換え駅のうち、最も水平移動距離が長いのは渋谷駅のJR埼京線から東急東横線への乗り換えで、766.5m。上下移動では秋葉原駅でのつくばエクスプレスとJR総武線各駅停車の乗り換えが最も長く、48.6m。これはビル16階分に相当する。

8位 住みたい駅は「超意外」JR東の駅ランキング(9月9日)

昨年夏にJR東日本が実施した「みんなで決める!JR東日本1634駅ランキング」。住みたい駅のトップは2位以下に圧倒的大差をつけて大宮(埼玉県)という結果となった。ちなみに2位以下は柏(千葉県)、武蔵小杉(神奈川県)、蘇我(千葉県)、恵比寿(東京都)という順だった。人気の武蔵小杉を抑えての大宮1位。「鉄道の街」の面目躍如か。

7位 注意!これが「普通」より遅い「残念な快速」だ(1月18日)

快速は、各駅停車よりも速い。鉄道ファンではなくとも、鉄道を利用する方なら誰でも知っている当たり前のことだ。ところが、全国には普通よりも遅い快速や、途中の駅で普通に追いつかれてしまうという、快速の名前が台なしの列車が走っている。

6位 全男性が持っている「痴漢トリガー」とは何か(10月24日)

満員電車内での痴漢事件や痴漢冤罪トラブルが連日報じられている。被害者である女性が痴漢撲滅を訴える一方で、男性は痴漢冤罪問題に大きな関心を持つ。男性は「自分は痴漢をしないが、痴漢に間違えられるかもしれない」と考えているからだろう。しかし、「すべての男性が痴漢常習犯になる可能性がある」と世の男性に警鐘を鳴らす人物がいる。平凡な男性がなぜ痴漢行為に走り、やめられなくなるのか。

女性専用車両に「あえて乗る」男性とは?

5位 1位はどこ?全国「不審者出没」駅ランキング(12月26日)

2017年3月から10月末までに全国で発生した不審者事案のうち、出没エリアの近隣に鉄道の駅があったケースは全体の約4割で、多発する駅では期間内に最大で9件の不審者情報があった。「下半身露出」の不審者情報が最も多かったのは東武東上線の志木駅(埼玉県新座市)周辺と、東武スカイツリーラインの梅島駅(東京都足立区)周辺だった。

4位 あえて女性専用車両に乗る「男性の言い分」(9月21日)

女性専用車両に対する反対の意味を込めて、あえて女性専用車両への乗車を実践している人もいる。横浜市内に住む自称「ドクター差別」こと兼松信之氏。女性専用車両が登場したときから、その運用方法に異議を唱え、女性専用車両への乗車運動を続けている。

3位 「南武線スマホ紛失」海外の発見者は人生激変(4月7日)

日本の大学生がJRの車両にスマホを置き忘れてしまった。その車両はジャカルタに送られたが、現地の鉄道技師がスマホを発見、大学生に連絡した。この話は「南武線でなくしたスマホが海外にあったワケ」に詳しいが、今回は、鉄道技師のその後の話。テレビ出演するほどの有名人になってしまったのだ。

2位 男が知らない「女性専用車両」乗客の行動実態(9月20日)

男性不在の女性専用車両の車内はいったいどうなっているのか。女性筆者だから書ける実態。化粧品のにおいが充満し、座席でひたすら荷物整理を繰り返す女性もいるという。

1位 日本で「痴漢にされた」エリート外国人の末路(9月4日)

国際的な大手企業で重要な責任を担っている欧州出身のマイケルさん(仮名)。道徳心もあるし、人から信頼される人物でもある。なのになぜ、痴漢に間違われてしまったのか。

以上が2017年に鉄道最前線でよく読まれた記事のランキング。今年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

東洋経済オンライン編集部

ベテランから若手まで個性的な部員がそろう編集部。編集作業が中心だが、もちろん取材もこなします(画像はイメージです)

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