安倍首相「北朝鮮と対話する時期は終了した」

団結した制裁の必要性を主張

 9月20日、安倍晋三首相は国連総会で一般討論演説に臨み、核・ミサイル開発を中止するよう北朝鮮に対し圧力をかけ、各国が団結して制裁を科す必要があると述べた(2017年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 訪米中の安倍晋三首相は20日、北朝鮮に対し、核・ミサイル開発を中止するよう圧力をかけ、各国が団結して制裁を科す必要があると述べた。

安倍首相は国連演説で、北朝鮮はすでに水爆を手にしたか、手にしようとしていると述べ、かつてない脅威が「眼前に差し迫っている」と語った。「核・ミサイル開発に必要な物資、資金、人材、技術が北朝鮮に向かうのを防がなければならない」との見方を示した。

また「北朝鮮による挑発を終わらせることができるかどうかは国際社会の結束にかかっている」と述べ、北朝鮮問題への対応で「あらゆる選択肢がある」とする米国のスタンスを支持し続ける意向を示した。

安倍首相は国連演説前にニューヨーク(NY)証券取引所でスピーチし、北朝鮮問題について「今は対話する時ではない。圧力をかける時だ」と主張。「国連が北朝鮮に対して新たな制裁を承認したことだけでは満足できない」とし、「今重要なことは制裁を実行に移すことであり、それには中国とロシアの緊密な協力が必要」との見方を示した。

またNY証取のスピーチでは、国内投資を促進するために税制や予算、規制に焦点を当てた「大胆な政策」を実施するほか、コーポレートガバナンスのさらなる改革を推し進めることも明かした。

詳細に関する言及は避けたが、人口減少など日本が直面している課題を解消する改革の実施に「絶対的な」自信があると指摘。「これまでには無い大胆な政策を進めていく」とした。

さらに「日本の未来を切り開くために政治的なあらゆる手段を投入していく」とし、日本の株式市場への投資を促した。

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