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私には結婚を前提に交際している在日外国人(近隣国)の男性がいます。二人は同じ年で40代です。交際して1年経った最近、彼から私の両親に、あいさつに行きたいという申し出があり、両親にこのことを伝えました。
両親は彼が外国籍で、現在定職に就いていないという理由で、猛反対しています。両親はこの国際結婚は、家族に恥をかかせるもので、家族を不幸にするものだと言うのです。
「自分だけ幸せになって、家族を不幸にする結婚は許さない」「家族みんな仕事を辞めさせられ、父も周りから指を指される」「お前は今は幸せかもしれないが、家族を不幸にしてまで選んだ人生は、失敗するに決まっている」。その他、恥ずかしい醜い暴言を浴びせられました。
両親は彼にまだ会ったこともなく、彼の人柄も知らないのにこの暴言ですから、納得できません。私は彼となら、どんなことも一緒に乗り越えられる確信を持ち、結婚を決意しました。それともこのような結婚は、失敗する確率のほうが高いでしょうか。
さくらんぼ
断ち切らねばならない偏見の連鎖
今の時代に、どこの国(または人種など)の人との結婚が家族の恥で、家族に不幸をもたらすのか、ぜひ知りたいものです。迷信や偏見が多かった昔なら同情もしますが、この時代ですから失礼ながら、その偏見の強さをとても残念に思います。さくらんぼさんの世代には、絶対に断ち切らねばならない偏見です。
私が生きた時代で今日ほど、幸福の形がバラエティに富んでいる時代はありません。「大きな庭付きの家に伴侶と子どもが二人以上いて、将来にわたって安泰な収入があること」、この条件を何一つ手にしなくとも幸福だと、自他ともに認められる人を探すのに苦労しない時代です。
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