前場の日経平均続落、北朝鮮ミサイルが影響

約9カ月半ぶりに200日移動平均線を割り込む

 8月29日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比118円95銭安の1万9330円95銭となり、続落した。写真は東京証券取引所で昨年2月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 29日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比118円95銭安の1万9330円95銭となり、続落した。取引時間中としては5月1日以来約4カ月ぶりの安値水準を付けた。北朝鮮が早朝に同国西岸から弾道ミサイル1発を発射、ミサイルは日本上空を通過し北海道襟裳岬の東方の太平洋上に落下した。地政学リスクの高まりで円高・株安となり、幅広い銘柄が売られた。

セクター別では、情報・通信が下落率のトップ。その他製品、ゴム製品がこれに続いた。半面、建設、鉄鋼、水産・農林はしっかり。

北朝鮮リスクの高まりで一時170円近く下落した日経平均は、82円安まで下げ渋る場面もあったが、2016年11月10日以来約9カ月半ぶりに200日移動平均線を割り込み、投資家心理は悪化している。

みずほ総合研究所・市場調査部の主任エコノミスト、大塚理恵子氏は「日米韓で一触即発になりそうになりながら、チキンレースが継続するというのが今後一番蓋然性の高いシナリオだ。不透明感がありつつも、武力衝突を回避するという状況が続く」と話している。

東証1部騰落数は、値上がり687銘柄に対し、値下がりが1178銘柄、変わらずが146銘柄だった。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 若者のための経済学
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
人生100年時代の稼ぐ力<br>副業・資格で定年後も長く働こう

人員削減や年金不足問題など、将来収入への不安は募るばかり。会社に依存するのではなく、副業や資格を持つことで長く働くすべを身に付けよう。需要がグンと高まる資格、60代からでも食える仕事など、実践的な情報を満載。