日経平均が続伸、ついに2万円の大台を回復 円安進行や米株高を好感
週末2日の東京株式市場は、前日の米国ニューヨークダウが史上最高値を更新したことなどを好感し買い先行で始まった。日経平均株価は一時、前日比236円高の2万0096円まで上昇。取引時間中としては、2015年12月2日以来、約1年6カ月ぶりに2万円台を回復した。終値で2万円を回復すれば、2015年12月1日(2万0012円)以来となる。
直近で2万円をつけていた2015年12月時には、為替相場は1ドル=122円~123円前後で推移していた。今回は1ドル=111円台での回復。日本企業の今2018年3月期の企業業績は必ずしも円安とはいえない局面でも過去最高となる見通しで、日本株に対する「円高耐性力」を評価する声が上がっている。
このあと、2日は米国の雇用統計に加え、来週は8日に英国の議会選挙が予定されている。仮に為替が微妙に円高に振れた場合でも、日経平均が好調に推移するのかにも注目が集まる。
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