81. 一方「調光サングラス」は光や紫外線によって濃度が変わる調光レンズを使用し、かけ外しの手間が省ける
82. 屋外など明るい場所ではレンズの濃度が増してまぶしさを抑え、室内など暗い場所ではほぼ透明になる
83. しかし1987年以降、自動車の前面ガラスは紫外線カットされており紫外線反応タイプは運転時には不向き
84. このような欠点に対処するため、現在では可視光線に反応するタイプの調光レンズも登場している
85. サングラス選びの際、レンズの色が濃いほど紫外線を低減する能力が高いとは限らない
86. 透明でもUVカット加工を施したレンズもあり、色レンズに抵抗がある場合は「クリア系」を選ぶとよい
87. 「ブラウン系」はまぶしさ防止に加えてコントラスト効果があり、曇りの日の運転やゴルフなどに向く
88. クールな印象の「グレー系」のレンズは、実はまぶしさ防止効果が高く、光を平均的にカットしてくれる
89. また、色調変化が少ないため、自然の景色を楽しむドライブやマリンスポーツにも最適だ
90. 「グリーン系」レンズはコントラストを下げすぎず、見た目もナチュラルでまぶしさも防いでくれる
ブルーのレンズは夏の定番色
91. 海、山、空と用途も幅広く、グリーンは目元の肌色を明るく優しい印象に見せてくれる効果もある
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/f/8/570/img_f85598169b928ccad9803a8a414f97a153872.jpg)
92. 「ブルー系」は人間がまぶしさを感じる黄色やオレンジ系の光をカットし、コントラストを下げる効果が
93. ブルーのレンズは見た目も涼し気で、男女を問わずクールな目元を演出する夏の定番色ともいわれている
94. 敬遠しがちな「イエロー、オレンジ系」だが、実は視界を明るくするため、インドアスポーツにも最適
95. 曇天の日や雨の日、夕方など視界の悪いときには、イエローやオレンジ系のレンズが向いているという
96. 一般に日本人にはサングラスが似合わないといわれるが、その一番の理由は「目と眉毛に距離があること」
97. 鼻が低い、左右の目が離れている、顔の縦が短い、顎が小さいなどほかにも理由が挙げられる
98. そのため上手に着用するには、眼鏡店で調整し、正しい掛け位置にするといい
99. サングラスが似合う日本人にはタレントのタモリが挙げられるが、彼も「レイバン」愛用者といわれている
100. 浜田省吾は「レイバン・アビエーター」ほか複数、長渕剛は「スパイ」、イチローは「オークリー」を愛す
(文:寺田 薫/モノ・マガジン2017年6月2日号より転載)
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