人事と出世の方程式 永井 隆 著
会社での昇進昇格は「ゴマスリ、数字(成果)、信頼感」で決まり、単年度評価の成果主義と、長期的視点の能力主義とが、同時に走る。登用される人材は多様化が進み始め、「強い個人」を尊重。30代半ばで多部門を経験し初発(あるいは一選抜。同期で最初の管理職)になるという従来の選別だけでは済まず、幹部候補生研修、貢献度の見える化などで公開性、納得性を高める方向も強まっている。
変化に向き合うサラリーマンと会社の姿を、「出世」の切り口からジャーナリストが描く。大企業の経営層や人事担当者、渦中の人材の現実と本音を多面的に取材。幹部候補生の選び方や評価・ポストの割り振りの仕組みなど、会社人事の内幕を解き明かす。
日経プレミアシリーズ
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