ベトナムで米ユナイテッド航空への批判拡大

「アジア人が差別されている」

 4月12日、米ユナイテッド航空でオーバーブッキング(過剰予約)の航空機内から乗客の男性医師が強制的に降ろされた問題で、この医師がベトナム生まれの米国人と判明したことを受け、ベトナムで批判の声が拡大している。写真はシカゴで11日撮影(2017年 ロイター/Kamil Krzaczynski)

[ハノイ 12日 ロイター] - 米ユナイテッド航空でオーバーブッキング(過剰予約)の航空機内から乗客の男性医師が強制的に降ろされた問題で、この医師がベトナム生まれの米国人と判明したことを受け、ベトナムで批判の声が拡大している。

ユナイテッドはベトナムと米国を結ぶ直行便を運航していないが、ベトナムで最も利用されているソーシャルメディアであるフェイスブックには、「ユナイテッド航空には絶対に乗らない」、「ユナイテッド航空をボイコットしよう。これはやり過ぎだ」などとするコメントが相次いだ。

また、2003年に医師免許を失ったなどと男性の過去について報じた米メディアに対しても、不適切で人種差別的と反発が広まった。

当初、この乗客は中国人とみられると報道された際には冷淡なコメントをするベトナム人もいたことから、「彼(男性)がベトナム人とわかると、ほとんどの人が擁護する側に回った。ベトナム人であろうと中国人であろうと、私たちアジア人が差別されていることに変わりはない」との投稿もあった。

政府や国営メディアからのコメントは今のところない。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
  • 就職四季報プラスワン
  • 映画界のキーパーソンに直撃
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
介護大全<br>お金、仕組み、施設を全検証

突然、訪れる親の介護にどう向き合えばよいか。3640人へのアンケートによる経験者の声を基に、介護の悩みや不安の解消策を考える。介護保険サービス利用の全容、4つのケースで試算した介護費用、老後の住まい徹底比較など、具体例を満載。