強烈なタブー、いったい「ブス」とは何なのか 自己啓発本にもなる一冊
その代わりとして送られるエールは、論理的な説得力もあり、実に温かい。
なんて励みになる言葉だろうか。 すぐ後ろに
とさえ繋げなければ…。
皆が美人を目指す必要なんてない
ブスの悩みの種となる「ブスなんだから、せめて愛想くらいよくしろ」という余計な御世話についても、「なぜ、自分を虐げるものにこちらが愛想よくしなければいけないのか。ブスにとって真に必要な女子力とは、そういう輩を一瞬で消し炭にする能力である。」と心強いアンサーを出してくれる。
ブスに生まれたからといって皆が美人を目指す必要なんてないし、ブスであることを必要以上に悔やみ、卑屈になることもない。ブスはブスという生き物である。それ以上でもそれ以下でもないただの現実だ。
ブスという言葉に縁のないファビュラスな美女、ブスを親の仇くらい憎んでいるお兄さん、そしてなにより自分がブスだと思い悩んでいる女性たちに読んで欲しい。
図鑑であり、雑誌であり、自己啓発本にもなる一冊だ。本書『ブスの本懐』を読めば、ブスという単語の破壊力が半減し、今までとは違う世界が見えてくるに違いない。 早く皆が本書を読んで、ブスのゲシュタルト崩壊を起こし、ブスとは何なのか分からなくなってしまう世界が来て欲しいと願ってやまない。
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