アウディ最高級SUV「Q8コンセプト」の正体 2018年登場へ、米ショーで試作車を披露

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アウディは1月9日、デトロイトで開催された北米国際自動車ショーで、アウディ Q8 コンセプトを披露した。

アウディ プロローグの延長線上にありつつも

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

1月に開催された「デトロイト・ショー(北米国際自動車ショー)2017」の会場で、アウディは注目すべき一台を発表した。その名は「Q8 コンセプト」。2018年に市場導入を予定する試作車だという。

全長5.02m×全幅2.04m×全高1.70mというQ8 コンセプトのボディサイズは、現時点におけるアウディ最大のSUV「Q7」にほぼ匹敵する。エクステリアデザインは、次世代アウディの方向性を描いたショーモデルとして、2014年に発表した「アウディ プロローグ」の延長線上にありつつも、フラットかつ幅の広いCピラーや、強く張り出したフェンダー部分など、初代クワトロを彷彿とさせるデザイン処理が施されている。

ラジエターグリルは既存モデルからさらに大型化。「デジタルマトリクス レーザーテクノロジー」とアウディが呼ぶ新型LEDヘッドライトともに、迫力のフロント・エンドを形成する。またテールランプも、左右へ真っ直ぐ伸びる一本のラインで大胆に描かれた。

乗員は4人で独立式シートを採用。大型のスーツケースも余裕で積める広いスペースを有する。コクピットにはすでに実用化中の、メーターパネルをデジタル表示する「アウディ バーチャルコクピット」にくわえ、その補完機能としてコンタクトアナログ式のヘッドアップディスプレイを新開発。これはAR(拡張現実)技術を応用したもので、例えば、ナビゲーションの矢印が実際の道に置かれているかのようにドライバーに表示することができるという。

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