トルコ最大都市の銃乱射事件、死亡は39人に イスラム国が犯行声明

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 1月2日、トルコの最大都市イスタンブールのナイトクラブで1日未明に起きた銃乱射事件について、イスラム過激組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。写真は乱射事件が起きたナイトクラブから避難する人々。提供写真1日撮影(2017年 ロイター/Ismail Coskun/Ihlas News Agency via REUTERS)

[カイロ/イスタンブール 2日 ロイター] - トルコの最大都市イスタンブールのナイトクラブで1日未明に起きた銃乱射事件について、イスラム過激組織「イスラム国(IS)」が2日、犯行声明を出した。

事件は、ボスポラス海峡沿いの高級ナイトクラブ「レイナ」で起きた。外国人を含む39人が死亡した。

ISは今回の攻撃を、トルコによるシリアへの軍事介入に対する報復だと宣言し、「背徳のトルコ政府は、空爆や砲撃によって流されたイスラムの血が、神の許しにより自国での銃撃につながったと思い知るべきだ」とした。

トルコ政府の報道官は会見で、ISの声明には言及しなかったものの、シリアでのトルコ軍の展開がテロリスト集団やその背後にいる者たちをいら立たせているのは明らかだとの見解を示したうえで、トルコへのあらゆる脅威が排除されるまで、シリアでの作戦は続くことになると述べた。

銃撃犯については、指紋などの情報を入手し、ほぼ特定できる状況と説明し、事件に関連してすでに8人の身柄を拘束したと述べた。

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