3)日立駅(JR常磐線・茨城県日立市)
臨時列車「常磐初日の出号」(485系電車「ゆう」使用)は1月1日運転で、上野発いわき行き。勿来(なこそ)海岸近くの大津港~勿来間に列車を停車させ、暖かい車内でくつろぎながら、水平線から昇る『初日の出』を眺められる列車として毎年好評である。今年からは、日立駅にも停車し、駅構内にある全面ガラス張りの展望デッキからも初日の出を拝むことができるようになった。海に浮いているような錯覚を起こす“SEA BIRDS CAFE”は、元旦のみ特別に朝6時オープンなので、飲食を味わいながらの初日の出見物ができる。
4)鎌倉高校前駅(江ノ島電鉄・神奈川県鎌倉市)
ホームの前に海が広がる江ノ電の有名な駅。藤沢方面からやってくる電車の背後に江ノ島が見え、撮影名所になっている。
しかし、そちらは西なので、反対側の鎌倉方面を向き、三浦半島が見える方向が東となり、山並みの背後から昇ってくる初日の出を待つ。少し歩いて、海岸に出るのもいい。
工場地帯に昇る太陽も美しい
5)海芝浦駅(JR鶴見線・神奈川県横浜市)
鶴見線海芝浦支線の終着駅で、ホームが京浜運河に面している。釣りをしたり、駅併設の公園でのデートを楽しんだりできるが、改札の外は東芝の敷地なので一般人は入れないなど話題に事欠かない。工場地帯での初日の出という組み合わせがなかなかの人気だ。電車の本数が少ないので予め列車ダイヤを調べてから出かけよう。鶴見駅6時30分発、海芝浦駅6時41分着の電車に乗らないと間に合わない。
6)野田玉川駅(三陸鉄道・岩手県九戸郡野田村)
三陸鉄道の太平洋を望む駅。ホームから日の出が見えることで知られ、1月1日運転のお座敷列車初日の出号(お座敷車両「さんりくはまかぜ」を使用)に乗ると、この駅で停車し、初日の出を拝むことになっている。
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