佐藤優も唸る!池上彰のスゴい新聞の読み方

「毎日11紙を1時間20分」どう読んでいる?

池上:まず、私は新聞を読む時間を「朝」と「夜」に分けているんです。

新聞は「朝」と「夜」に分けて読む

【池上式極意1】朝は20分かけて「見出し」を中心にチェック

池上:朝は紙の新聞各紙にさっと目を通すだけで、せいぜい20分くらいです。

佐藤:ということは、記事の中身まできちんと読んでいるわけではない?

池上:はい。朝は各ページの「見出し」に目を通して、どんな記事が出ているかをチェックする程度です。各新聞の紙面構成を比較する感覚に近いですね。

佐藤:その程度でも、どんなニュースが話題になっているかはわかるわけですね。

池上:ええ。新聞の「見出し」には、「この記事にはこんなことが書いてある」と簡潔に要約されているので、簡単な内容はつかめます。「今日の1面は、この3つの話題だな」「『◯◯新聞』はこのニュースに力を入れてトップ記事にしている」などと、比較しながら見ていくわけです。2〜3紙程度なら、慣れれば10分もかかりませんよ。

佐藤:その方法なら、忙しいビジネスパーソンでも実践できそうですね。

【池上式極意2】夜はじっくり1時間、ていねいに読む

池上:そして夜、原稿書きなどの仕事が終わって入浴後、寝る前の1時間程度を、ふたたび新聞を読む時間にあてています。

佐藤:朝に20分、夜に1時間というわけですね。夜はどんな読み方を?

池上:このときには、朝に「見出し」をチェックして気になっていた記事を中心に、全体にしっかり目を通しています。

【池上式極意3】記事は3段階に分けて読む

池上:「しっかり」と言っても、新聞はあくまで「飛ばし読み」が基本です。朝に「見出し」を見て気になった記事の「リード」をまず読み、さらに興味があれば「本文」に目を通します。

佐藤「見出しだけで済ませる記事」「リードまで読む記事」「最後の本文まで読む記事」の3段階に分けて読むわけですね。じつは私もまったく同じ読み方をしています。「見出し」と「リード」で読むか読まないかを判断するのは合理的なやり方ですよね。それにしても、11紙も読むのは多忙なビジネスパーソンにはハードルが高い。いい方法はありませんか?

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