インドで急成長、日産の凄まじい現地化

日産からの常勤赴任者はわずか6人

――日本での研修時もそうですが、コミュニケーションでの工夫は?

2社の複数モデルを生産する

日本での研修は英語で行っていますが、インド人といっても技能員の場合は英語が話せず地元のタミル語しか話せない人が多くいますので、紙の資料ではあまり理解できません。そのために「ビジュアルマニュアル」という「日本人の熟練作業者による各工程単位での作業」をビデオで撮ったものを、マニュアルとして用意してパソコンで視聴できるようにています。

話は変わりますが、私がインドに初めて来たときに、日本語でラジオ体操をやっていることに驚きました。英語版もあると後で聞いてわかりました(笑)。

――目標である「インド市場で2016年、シェア10%」を達成するために何を?

「ダットサン」もそうですが、新車をこれからどんどん投入していきます。ディーラー数も100を超えました。自動車を売っていくためには、「クルマの品質」「ディーラーの品質」「アフターセールスの品質」を高く保つことが重要です。

年数が経っていない若い会社のうちに、これらの品質をしっかりすることが大事だと思います。まだ3年しか経っていませんのでアライアンス生産については、今後、共用プラットフォーム、共通部品などによってルノーと日産のシナジーを高めていきます。

 

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