通信障害を連発、好調KDDIの死角 Eメール不具合の真相とは

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この年末年始にも大規模障害が発生

KDDIは昨年12月31日と今年1月2日にもLTE対応端末でネット接続ができなくなる障害を起こしている(最大180万人に影響)。今回は異なる要因による障害だが、ユーザーにとって「サービスが利用できない」という面では同じことだ。復旧まで2日以上と長時間を要した事実も重い。

前回の障害以降も、KDDIは「auスマートバリュー」(固定回線とスマホのセット割引)などを武器に、順調に顧客獲得を進めている。ただし、通信障害が今後も頻発するようなことがあれば、せっかく他社からの流入で獲得したユーザーも離れてしまいかねない。通信事業者としてユーザーからの信頼を保つことができるのか。全社的に抜本的な対応が求められそうだ。

田邉 佳介 東洋経済 記者

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たなべ けいすけ / Keisuke Tanabe

2007年入社。流通業界や株式投資雑誌の編集部、モバイル、ネット、メディア、観光・ホテル、食品担当を経て、現在は物流や音楽業界を取材。

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