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内定ゼロで卒業する学生が続出する懸念も
仮に「3月解禁、8月選考開始」が実施されたとして、短期決戦で就活を終了できる学生ばかりではない。「卒業後も就活を続行せざるをえない孤立無業(SNEP)の若者が増えるのではないか」と前出の平野氏は懸念する。就活セミナー、中小企業の採用活動や、公務員試験の時期など、多方面に影響を与えるはずだ。
「これまでもそうだったが、なぜ、時期だけにこだわるのか。勉強させたいのであれば、現行のルールのまま勉強させる方法も考えられるのではないか」(平野氏)という指摘ももっともだ。学業と両立できる就活は本来どうあるべきなのか、長期的視野が欠けているように見える。学生にしてみると、頻繁な「解禁時期」変更は、迷惑以外の何ものでもない。
(撮影:今井 康一)
