ノート7の出火、外部からの加熱が原因だった 中国版はバッテリーが直接の原因ではない
[ソウル/北京 19日 ロイター] - 中国で新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」が出火したとされる件について、韓国のサムスン電子<005930.KS>は19日、外部からの加熱で損傷したとの見方を示した。
TDK<6762.T>傘下のバッテリー供給会社、中国のアンペレックス・テクノロジー・リミテッド(ATL)は、サムスン電子と共同で調べたところ、バッテリーが出火の直接原因でなかったと結論付けた。
事情に詳しいある関係者はロイターに、オーブンもしくはファンヒーターの熱が出火につながった可能性があると語った。
ギャラクシーノート7に関して中国で出火が報告されたのは今回が初めて。金融・経済情報サイト「財新網」は18日、京東商城(JDドット・コム)<JD.O>でギャラクシーノート7を購入したインターネットユーザーが出火を報告したと伝えた。
サムスンは先週、中国でギャラクシーノート7のリコール(回収・無償修理)を発表したが、対象は1日の正式発売前に試験的に販売されたものだった。
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