前財務事務次官の勝氏、IIJ社長に 鈴木会長と“二人三脚"だが、手腕を不安視する声も
鈴木社長は2年ほど前から勝氏を候補として考えていたが、正式にオファーしたのは昨年の9月だった。勝氏は「民間で仕事をした経験がなく、ネットも未知の世界。悩んだが、もう一度新しい人生を歩めると思った」と引き受けた。勝氏は「今後はグローバルなクラウドなど、海外企業が競争相手になる。戦うためには規模拡大が必要だ」などと抱負を語った。
勝氏、具体的な戦略やビジョンについては語らず
鈴木氏との“二人三脚体制”とはいえ、IIJ出身でなく、専門分野も異なる勝氏を経営トップに据えるのは異例の人事だ。しかも、インターネットは日進月歩の世界。経験ゼロの勝氏が即座に手腕を発揮するのは難しいと言わざるを得ないだろう。会見でもこうした点に記者から質問が飛んだが、勝氏は具体的な戦略や自身の人脈、ビジョンについては多くを語らなかった。
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