任天堂の転機、マリオで狙うミッキー的成功

ライセンスビジネスに活路を見出すか?

 7月28日、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の驚くべき大ヒットで、任天堂は、スーパーマリオのような他の人気キャラクターをライセンス化することで、さらに利益を上げようと考えている。写真はマリオのフィギュア。都内の同社で昨年7月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter/File Photo)

[東京 28日 ロイター] - スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の驚くべき大ヒットで、任天堂<7974.T>は、スーパーマリオのような他の人気キャラクターをライセンス化することで、さらに利益を上げようと考えている。

そのお手本となるのは、ミッキーマウスやその仲間たちのライセンス商品によって毎年何十億ドルも売り上げている米ウォルト・ディズニー<DIS.N>の戦略だ。

ディズニーのアニメ化されたキャラクター商品が、映画の興行収入よりも売り上げることの多い一方、スーパーマリオやポケモン、その他の任天堂のキャラクターたちは、苦戦するゲーム機ビジネス以外での活用に同社が積極的ではなかったため、日の目を見ない状況に置かれていた。

人気キャラたちはゲームの外で活躍したがっている

ポケモンGOの成功は、任天堂のキャラクターたちがゲーム機ビジネスの世界から飛び出し、ポケモンのように歩き回ることを予兆しているのかもしれない。そうなれば、19世紀の京都で花札を製造する会社として始まり、世界有数のコンピューターゲーム会社へと成長した任天堂が復活する可能性を秘めている。

ポケモンGOは米グーグル<GOOGL.O>からスピンアウトした米ゲーム会社ナイアンティックが開発・配信を手掛け、ポケットモンスターの権利を保有している「ポケモン」はライセンス料と開発運営協力費を受け取る関係にある。ポケモンは任天堂が32%出資する持ち分法適用会社。任天堂はナイアンティックにも出資しているが、出資比率は明らかにしていない。

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