「AMG」最強モデルはいったい何がスゴいか

メルセデスがニュルで鍛えた「GT R」の実力

10本スポークの軽量アルミ鍛造ホイール

精悍なブラックカラーの10本スポークの軽量アルミ鍛造ホイールには、公道も走れるサーキットタイヤ、フロント275/35ZR19、リア325/30ZR20サイズのミシュラン パイロットスポーツ カップ2を組み込んだ。ブレーキはフロント390mm、リア360mm径のともにベンチレーテッドディスクを標準装備。イエローの塗装を施したブレーキキャリパーは、前後ともホイールベース内に配置され、重量バランスも考慮されていることが分かる。さらにフロント402mm、リア360mm径のセラミックディスクをオプションでセレクト可能になっていて、このセラミックディスクは標準装備のディスクよりも総重量で17kgの軽量化を果たしているという。

軽量なAMGスポーツバケットシート(手動調節式)を標準する一方で、追加費用なしでAMGパフォーマンスシートもリクエストすることができる

インテリアも特別だ。GT Rではレーシーなデザインや装備を採用したナッパレザーとダイナミカマイクロファイバーが用いられたAMGインテリアナイトパッケージを標準仕様とするが、オプションとしてマットブラックカーボンファイバートリムも用意した。軽量なAMGスポーツバケットシート(手動調節式)を標準装備とする一方で、追加費用なしでAMGパフォーマンスシートもリクエストすることができる。さらに追加オプションで、シートベルトやハイライト、ダイヤルなどをイエローカラーで統一することも可能。いずれにせよ、コクピットにはサーキットのDNAが満載され、スポーティで精悍のひとことにつきる。

日本導入のアナウンスはまだされていないが、欧州市場では2017年3月からスタートする予定だ。大げさなデザインやエンジンスペックを追っただけではない、レーシングマシン譲りの本格的な存在といえるAMG GT R。公道最強のパフォーマンスを味わいたいAMGファンにとって、見逃せないモンスターマシンであることは間違いないだろう。

メルセデス-AMG GT R|Mercedes-AMG GT R

(文:櫻井 健一)

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