アウディ「A5」に見るクーペの贅沢と美しさ

その乗り味は楽しく意外なほどシャープだ

エンジンフードが先端部まで回り込むようになり、パワードームと呼ばれる膨らみを与えられた

とても楽しいA5 クーペ

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

人気が高いアウディ A5クーペがフルモデルチェンジ。本国で試乗会が開催された。乗ると驚くほど快適でスポーティで、感心する出来のよさなのだ。

2016年初夏発表された新型アウディ A5クーペ。GQ読者なら興味を惹かれるだろう。なにしろクーペというのは魅力的だから。適度なぜいたく感と、乗るひとの趣味性を感じさせるスタイルがいい。アウディ A5クーペは2007年発表以来衰えない人気を保ってきたアッパーミドルクラスの2ドアだ。その長所は繊細な美しさに加えて、4人の大人が乗れる実用性にある。ほかに類のない独自のスタンスを確立したことが人気の背景だ。新型もいいところは受け継ぎ、伸ばすべきところを伸ばした感じである。

さっそくご報告の試乗はポルトガルのリゾート、ポルトとその近郊で。美しい自然と優雅なリゾートホテルによって、欧州をはじめ世界各地の観光客を惹きつけているところだ。クルマのおもしろさは、そのキャラクターによって、なんとなく合う場所を持つところだ。その点、欧州の富裕層が愛するポルトは、エレガントという印象が強い新型アウディ A5クーペにぴったりの場所のように思えた。

アウディでは、しかし、「走りのよさも味わってもらいたくてこの場所を選んだ」と試乗会に先立って本国の広報担当者が教えてくれた。雰囲気だけで終わらせたくないということだ。ポルトの空港前の特設会場にずらりと並べられた新型A5クーペに乗りこみ、そこから山岳部を走るコースで、山をいくつも越えて新型A5クーペの魅力を味わってもらおうというのが、アウディ本社の企図するところであった。

 

次ページポルトガルを走ってたどりついた結論は
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 日本資本主義の父 渋沢栄一とは何者か
  • あふれる独自性 ニッポンのすごい研究者
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
徹底検証「都心vs.郊外」<br>激動 マンション・住宅

在宅勤務の長期化を受け新しい住まいへの需要が急膨張。想定外の事態に供給業者も対応に追われています。2度目の緊急事態宣言発出という状況下、住宅市場はどう変わるのでしょうか。最前線での取り組みを徹底取材しました。

東洋経済education×ICT