アップルが建設中の新社屋はこうなっている 最新のAppleStoreは、まさに"アップル製品"
アップルは、クパティーノ市内に、新社屋であるApple Campus 2を建造中だ。2016年3月にキャンパスの横から撮影した写真では、巨大なガラスの壁面をはめ込んでいる作業が進行していた。また、6月14日に同じク パティーノ市の丘の上にあるRidge Vinyardsというワイナリーから撮影したが、建物の構造はほとんどできているように見えた。
このアップル新本社の、いわばパイロットデザインと考えられる店舗がある。5月21日に、サンフランシスコにあったApple Storeを移転してオープンさせた「Apple Union Square」だ。
市内の観光の中心地で1番のショッピング街でもあるユニオンスクエアに面した店舗こそが、アップルによる最新の「製品」だった。この「Apple Union Square」と、その先にある新キャンパスの様子について詳細にリポートしていこう。
MacBookが宙に浮いているような構造
アップルの小売店は、米国の小売チェーンで最も高い床面積あたりの販売額を誇り、つねに人であふれる。大規模専門店がネットショッピングに置き換えられていく中で、「成功した小売店」のほぼ唯一のモデルを体現している。
Apple Union Squareは、世界に479店舗を構えるApple Storeの最新コンセプト店舗に当たる。建物のデザインはフォスター+パートナーズ。これまでもトルコや中国などのApple Storeをともにデザインしているアップルのパートナーだ。コンセプトは、「街と調和し、人々の体験を日々与え続ける新鮮な場所」だ。
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