スカイプのストックホルムオフィスに潜入

創業10年目の誓い(第2回)

スウェーデンの首都、ストックホルム。ここにスカイプの音声、映像の技術開発拠点がある。元はビール工場だったレンガ造りのオフィスからは、ノーベル賞の記念晩餐会が行われるストックホルム市庁舎が眺望できる。「iPS細胞」の開発でノーベル医学・生理学賞を受賞した、京都大学の山中伸弥教授も12月に訪れる場所だ。

テスト用ソフトウェア開発の責任者であるジャン・プラスバーグ氏がオフィスを案内してくれた。

左の写真ではやや分かりづらいかもしれないが、まず驚くのが、通路の一つ一つの壁がまっすぐではなく、微妙に傾いていることだ。

これはフロア間の音声をさえぎり、音声品質を確かめるエンジニアの作業に影響を与えないためだという。実際にオフィスは静寂で雑音は一切聞こえない。

内装に限らず、エンジニアがリラックスして働ける環境の構築にも配慮を行っている。ユニークなオフィスの作り方はグーグルが有名だが、スカイプのストックホルムオフィスも受け付けのすぐ先に卓球台があったり、従業員が自由に食べ飲みできるキッチンやその近くにもカフェスペース(=左写真=)も数カ所設けられている。

どの机からも窓の外が見える

ストックホルム市庁舎も一望できる

しかも、どこの机からも見える窓の外には湖が見え、良質な音声をユーザーに届ける一点に集中するために作られたオフィスだ。

ストックホルム以外にも技術開発の拠点はエストニアのタリン、チェコのプラハにある。

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