アップルのクックCEO、5月内の訪中を計画 複数の政府・共産党指導者と面会予定
[北京 6日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>のティム・クック最高経営責任者(CEO)が月内に北京を訪れ、中国政府高官と面会する計画であることが分かった。
事情に詳しい関係筋が明らかにした。
クック氏は5年前のCEO就任以来、たびたび中国を訪問しているが、今回はアップルの最も重要な海外市場である同国で逆風に直面する中での訪問となる。
中国市場をめぐってはこの数週間、スマートフォン販売の低迷や「iPhone」商標権に絡む裁判での敗訴、オンラインエンタテインメントサービスの一部停止といった問題が相次いで伝えられた。
アップルは先週、13年ぶりの減収となる1─3月期決算を発表。こうしたことも相まって同社の成長の勢いに懸念が強まっている。
関係筋によると、クックCEOは中国訪問の間、宣伝部門を担当する当局者など、複数の政府・共産党指導者と面会する予定。
アップルからは今のところコメントを得られていない。
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