震災復興予算の徹底検証に着手 与野党の議員有志プロジェクト
議員有志は復興予算の使途の解明を進めるとともに、国政調査権の行使なども視野に予算の見直しを政府に求めていく。記者会見で谷岡氏は「震災復興予算の合法的な流用が横行している。チェックしきれなかった反省を込めて、政治主導で中身を変えていく」と発言。みんなの党の川田龍平参議院議員は同党として「流用」を合法化した復興基本法成立に反対した事実について説明するとともに、「子どもを含む原発事故の被災者のために予算を獲得したい」と述べた。
■川田龍平参議院議員
山下芳生参議院議員(共産党)は「個々の流用だけでなく、復興基本法自体を正すことが必要」としたうえで、「国政調査権の活用も検討しつつ、間違った予算執行を阻止したい」と語った。
■山下芳生参議院議員
※同プロジェクト参加議員(50音順)は、荒井広幸(参議院、改革)、今井雅人(衆議院、日本維新)、太田和美(衆議院、生活)、小熊慎司(参議院、日本維新)、亀井亜紀子(参議院、みどりの風)、川田龍平(参議院、みんな)、行田邦子(参議院、みどりの風)、斎藤やすのり(衆議院、きづな)、谷岡郁子(参議院、みどりの風)、中後淳(衆議院、きづな)、初鹿明博(衆議院、民主)、福田衣里子(衆議院、民主)、舟山康江(参議院、みどりの風)、山崎誠(衆議院、民主)、山下芳生(参議院、共産)、吉田忠智(参議院、社民)、米長晴信(参議院、無所属)
(岡田 広行 =東洋経済オンライン)
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