年下君とデキ婚!アラフォー女性の「決断力」 長年鍛えた「人を見る目」の発揮どき

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「以前に8歳年上の女性と付き合っていたこともあるので、ヨメとの歳の差はあまり感じません。30歳を過ぎると(精神年齢は)あまり変わらないんじゃないかな? 

でも、父親には『あんな年増の女を連れて来るな。もっと若い子がいただろう』と言われました。自分の妻、つまり僕の母親も父親より5歳上なので、いろいろ思うところがあったのかもしれません(笑)」

直子さんに幸運が訪れるのはワケがある

晩婚さんにはありがちなエピソードである。しかし、結婚費用を出してくれた義父に対して直子さんは礼儀を尽くす。長文の礼状を書いて送ったのだ。

「それで父親の態度はコロッと変わりました。今では『お前はいい嫁をもらったな』なんて言っていますからね」

思い返せば明彦さんと出会った合コンの際も、直子さんは携帯メールでお礼のメッセージを送った。直感に従って好きなように生きてきた直子さんだが、礼儀正しさと誠実さを失うことはない。だからこそ、旧友との親交が続いているし、明彦さんのような素敵な男性を引き寄せることもできた。直子さんを可愛がり、その結婚をずっと願っていたおばあさんも天国で彼らを祝福しているに違いない。
 

大宮 冬洋 ライター

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おおみや とうよう / Toyo Omiya

1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリングに入社するがわずか1年で退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライター。著書に『30代未婚男』(共著、NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました。』(ともに、ぱる出版)、『人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代の幸せのつかみ方』 (講談社+α新書)など。

読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を東京や愛知で毎月開催。http://omiyatoyo.com/

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