英ポンド2年ぶり安値、EU離脱懸念高まる

投資家は6月23日の国民投票を警戒

 4月6日、ロンドン外為市場でポンドが通貨バスケットに対し、約2年ぶり安値をつけた。写真はEUの旗(左)と英国旗。2月3日にスコットランドで撮影。(2016年 ロイター/Russell Cheyne)

[ロンドン 6日 ロイター] - ロンドン外国為替市場で、ポンドが通貨バスケットに対し、約2年ぶりの安値をつけた。6月23日実施の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を前に、投資家の懸念が高まっている。

同日公表されたICMの世論調査によると、EU残留派が44%、離脱派が43%と、両勢力がきっ抗しており、結果の予測が困難な情勢だ。

先週公表のデータでは、2015年第4・四半期の英経常赤字が国内総生産(GDP)比7%まで急増したことが判明。海外からの資金フローに頼る英経済の構図があらためて意識され、EU離脱による外資引き揚げの影響が懸念されているという。

ポンドは対ドル<GBP=D4>では1%安の1.4025ドルと、5週間ぶり安値をつけた。ユーロ<EURGBP=D4>に対しては0.6%安の80.85ペンスと、2014年6月以来の安値。

貿易加重のポンド指数<=GBP>は2013年12月以来の水準に低下し、年初来の低下率は7.7%に達した。

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