情報BOX:鴻海のシャープ買収の概要 出資額は3888億円に2割ほど減額
[東京 30日 ロイター] - 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>は30日、シャープ<6753.T>に対する買収を決めた。出資総額はおよそ3888億円。2月25日にシャープが発表した取締役会決議について一部の条件が見直しとなった。
両社の発表の概要は以下の通り。
<資本増強など金融支援>
シャープの普通株買い受け、2888億円
C種優先株買い受け、999億円
保有する議決権、約66%
シンジケートローンの契約期間を4月30日まで延長
みずほ・三菱東京UFJ銀行保有の優先株、2000億円を2019年までに取得で調整
<調達資金の投資先>
有機ELに2000億円(2月発表から変更なし)
中小型液晶に600億円(見直し前1000億円)
IoT分野拡大など戦略転換のR&Dに400億円(見直し前450億円)
MFP事業やロボティクス事業などに400億円(見直し前500億円)
など。
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