終電を逃したらどう帰る? 節約派“相乗り会員”が増加中

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 タクシーの相乗り相手を募集する携帯サイトが登録者数を増やしている。インターネットのサイト運営会社スカイミント(東京・新宿)が2008年12月に「タクトモ.COM」を立ち上げたところ、8カ月で会員数が1万人を突破した。利用者は、金、土曜の深夜1時以降に多いという。

同社の岩崎かおる社長自身が深夜にタクシー待ちをする行列を見て、他人同士での相乗りサービスを思いついた。つい飲みすぎて終電を逃した経験がある人は少なくない。「不況下の節約志向が追い風になり、想像以上の伸び」(岩崎社長)。会員登録すれば、募集中の相乗りリストを見ることができる。自分の帰宅ルートと合致すれば、メッセージを交換し、待ち合わせ場所を指定する。リストになければ自ら目的地や希望時刻を書き込み、相乗り相手から応募を待つ。運営会社は広告掲載料やタクシー乗務員の登録料で稼ぐ仕組みだ。

ただ、「女性は見知らぬ人と相乗りする不安が大きい」(岩崎社長)ため、利用者は20~30代の男性が中心。会員同士の評価制度を導入するなど安全対策にも気を配っている。また、同じ帰宅ルートの人が少なく、利用を断念せざるをえないケースもある。今後の成長のカギは“安心感”と会員数増による「帰宅ルート」の充実にありそうだ。

(許斐健太 =週刊東洋経済)

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