『あたりまえのことをバカになってちゃんとやる』を書いた小宮一慶氏(小宮コンサルタンツ代表)に聞く

『あたりまえのことをバカになってちゃんとやる』を書いた小宮一慶氏(小宮コンサルタンツ代表)に聞く

売れるビジネス書のテーマが変わってきた。スキル磨きのキャリアアップ狙いより、経営や人生を大きくとらえる「生き方」テーマの動きがいい。ここ半年、ほぼ月1冊のペースで著作を刊行、ヒット作を連発する著者に「実感的ビジネス本事情」を聞いた。

--「○○力養成講座」シリーズは3月刊行の5冊目で累計55万部と聞きました。

5冊目は「社長力養成講座」と銘打っている。これは2006年に出した『なぜ、オンリーワンを目指してはいけないのか?』のバージョンアップ版。実際はリバイバルだが、4カ月で12万部ぐらい出ている。

--なぜ復活したのでしょう。

「指針と夢」を求めるトレンドが来た。それまでは、なお右肩上がりだからスキル系が売れる。スキルをつけてキャリアアップしようと。いまはキャリアアップどころか自分の仕事を守るだけでたいへんだ。経営者もこの時期、従来以上に指針を求めている。それだけ内容にインパクトがあった。

いちばん売れている店は、ブックエクスプレス・ディラ東京店。このJR東京駅「駅ナカ」の出張ビジネスマンが多く立ち寄る書店で既に3000部売った。 その店のビジネス書のトップを16週続けている。

この間、スキル系の本もいくつか出したが、いまのところ2万~3万部止まり。もともとスキル系なら僕よりうまく書く人がいる。

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • コロナ後を生き抜く
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ時代の勝者と敗者<br>不動産 熱狂の裏側

実体経済の悪化を尻目に、国内外から熱い視線が注がれる日本の不動産。業界の雰囲気とは対照的に、上場不動産会社の株価は軒並み軟調です。コロナ後の新常態で誰が笑い、誰が泣くのでしょうか。現場の最新情報を基に不動産市場の先行きを展望します。

東洋経済education×ICT